Staff Interview

患者様とじっくり向き合う「全人的医療」を実現できる場所は、新富士病院グループしかない。

  • 慢性期
  • その他職種
  • 中途入職

Profile

医師|W.Mさん|2005年入職

たま日吉台病院

医科大学を卒業後、大学院に通いながら神経内科の医師として大学病院に勤務。その後、総合診療内科を担当していたが、患者様一人ひとりに合った医療サービスを提供したいと考え、たま日吉台病院に入職。

新富士病院グループを選んだ理由

患者様の気持ちや環境に配慮する医療。
私の理想が、ここにありました。

大学病院で勤務していた頃は常に時間に追われており、いつしか患者様に寄り添った治療を行うことができているのか不安を覚えるようになりました。そこで、40代に入って今後のキャリアを考えたときに、病状だけでなく患者様の気持ちや環境に配慮しながら総合的に医療を行う「全人的医療」に取り組みたいと思ったのです。

その際、頭に浮かんだのが、たま日吉台病院でした。親族や大学の先輩が勤務しており、日頃から診療スタイルや働く環境について耳にすることが多かったので、「自分が理想とする医療を実現できるのはここだ!」と確信。自宅から近いことに加え、これまでのキャリアを活かして自由度高く働ける点も決め手となりました。

現在の仕事内容とやりがい

一度離れたからこそ再認識した、患者様にじっくり向き合える環境の素晴らしさ。

たま日吉台病院では外来診療と訪問診療を担当することになりました。実際に働き始めて、患者様に寄り添えているという実感が得られて嬉しかったです。充実した毎日を送っていましたが、入職4年目に知り合いから、「新しいクリニックを立ち上げるから、院長をお願いしたい」と声をかけられました。

迷った末に、さらなるキャリアアップにつながると考え、たま日吉台病院を退職。クリニックでは4年間勤務しましたが、そこでは短時間で患者様を診なければならず、やはり「全人的医療」に取り組みたいという気持ちが強まり、2013年に再びたま日吉台病院に戻ることにしました。紆余曲折ありましたが、他の医療機関に勤務したことで、たま日吉台病院が患者様にじっくり向き合える環境だと再認識できましたね。今では、私のライフワークだと思っています。

新富士病院グループで働く魅力

在宅サービス部門を拡大させたい。
そんな提案を前向きにサポートしてくれました。

たま日吉台病院ではご高齢の患者様が多く、中には他人の目を気にして自分の状態を素直に話せない方もいらっしゃいます。どんな方もリラックスして治療に向き合えるようにしたい。地域に根ざした医療機関として発展させたい。そのような想いから、在宅サービスの拡大を提案しました。病院も快諾してくださり、訪問看護や訪問診療のスタッフを増やし、患者様やご家族様に寄り添った医療サービスを提供しています。このように職員の提案を前向きにサポートしてくれる体制にも満足していますね。

今後は病気にかかる前から頼りにしていただける存在を目指し、地域の方々を対象に健康や社会保険制度に関するセミナーを開始する予定です。これまでも、これからも、「全人的医療」の提供に向けた挑戦は続いていきます。

1日の過ごし方

AM

  1. 8:45

    出勤

    自家用車で通勤しています。

  2. 9:00

    申し送り

    出発前に患者様の変化などの申し送りを受ける。

  3. 9:15

    訪問診療

    ドライバーさん付の車で出発。
    定期訪問の場合は午前中に4-5件ほどの訪問診療。
    新しい患者様宅に行く場合は、1件に1時間~1時間半ほどかけて診察と説明を行い、どのようなご希望が患者様やご家族にあるのか、よくお話を聞いて今後の診療に役立てます。

PM

  1. 13:00

    お昼休憩

    コロナになってからは自分の机で黙食。時々甘いものをスタッフみんなで食べて午後への活力を充電。

  2. 14:00

    外来

    内科一般の外来の他に、無呼吸症候群やむずむず足症候群の専門外来も受け持っています。
    外来のない日は訪問診療に出て、16:00頃よりカルテや書類などの事務処理を中心に行います。

  3. 18:00

    帰宅

    近隣の訪問看護ステーションとのやりとりなどは17時過ぎになることも多く、
    やや遅めの終了となります。