安心して生活できる環境を、
整えられる病院であり続けたい。
大学病院を中心に急性期医療を学び、自身の専門領域を見極めていくというのが医師に多いキャリアパスの形です。次のステージとしてより多くの分野に専門性を広げていきたいと考えている方には、当院のような慢性期医療(療養病棟+回復期リハビリ病棟)に特化した病院が合うのではないでしょうか。一人の患者様に向き合っていると、専門領域だけでは足りません。私の場合、専門は呼吸器疾患ですが、患者様には脳も皮膚も他の臓器もある。すべての領域の専門医になるのは難しいですが、当院ではさまざまな領域に特化した医師もいるので、幅広いスキルアップが可能です。
当院の主な役割は、急性期医療を終えた患者様の対応です。しかし中には、手術を終えた後も疾患の症状に悩まされる患者様が多くいらっしゃいます。今後は術後のフォローアップや継続治療ができるように、体制を整えていきます。
当たり前のことではありますが、やはり患者様の病気をしっかりと治し、「今、この瞬間」のつらさにすぐ対応すること。そして、安心して生活できる環境を整えられるような病院であり続けたいです。
- 経歴
- 聖マリアンナ医科大学卒業後、聖マリアンナ医科大学病院入局。2010年鶴川記念病院に入職。2015年鶴川リハビリテーション病院の病院長就任。現在に至る。