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2026.01.20

コラム

【コラム】「病院か、在宅か」ではなく「どちらも」選ぶ。-新卒訪問看護師という「二刀流」が、これからの看護のスタンダードになる

 新卒看護師が訪問看護の世界へ飛び込むことは、かつては「無謀」と言われたこともありました。しかし今、その常識が大きく変わろうとしています。
 このコラムは、YouTubeチャンネル「訪問看護ステーション長沢・鶴川ひまわりHimawari Nursing vlog」の「himawari#169 新卒看護師は、訪問看護ステーションで働いていけるのか?」での対談の内容を軸に、新富士病院グループでのキャリア形成を見据えたコラムを執筆しました。

新人訪問看護ステーション看護師というキャリア

 看護師としてのキャリアの第一歩をどこで踏み出すか。これは、その後の看護師人生の「色」を決める極めて重要な決断です。多くの学生や新卒看護師は、「まずは病院で3年は経験を積まなければ、訪問看護は無理だ」という言葉を耳にしてきたことでしょう。

 しかし、今回ご紹介する動画「ひまわりラジオ」に登場する新人看護師の姿は、その固定観念を鮮やかに塗り替えてくれます。彼女は、神奈川県が実施する「病院と地域を横断して働く新人看護師教育プログラム」に参加し、急性期病院の病棟と訪問看護ステーションの双方を経験する、いわば「看護界の大谷翔平」のような二刀流として歩み始めています。
 本稿では、この動画から得られる知見を紐解きながら、新富士病院グループが目指す「病院から在宅まで、シームレスに支える看護」の魅力と新卒求職者のマッチングについて考察します。

1. なぜ「新卒で訪問看護」なのか?

 かつて新卒での訪問看護が敬遠された最大の理由は、「現場での判断力」と「技術力」の不足への懸念でした。1人で療養者の自宅へ赴き、瞬時に状況を判断しなければならない訪問看護は、ベテランの領域とされてきました。
 しかし、動画内の新人看護師は、実習を通してある確信を得ます。「退院した後の生活を知らなければ、病院で本当の意味で良い看護はできないという気づきです。病院での治療は、患者さんの長い人生のほんの一瞬に過ぎません。その後の暮らしがどう営まれるのかを知ることは、看護の質を根本から変える力を持っています。

2. 「二刀流」が生み出す圧倒的なシナジー

 動画で語られている最大のメリットは、病院と在宅を往復することで生まれる「視点の広がり」です。

病院での学びを在宅へ: 病院の現場で、点滴や採血、ドレーン管理などの「手技」や「病態生理」を徹底的に学びます。これは在宅での「もしも」の時の自信に繋がります。

在宅での視点を病棟へ: 訪問看護を経験した看護師は、病棟に戻った際、患者さんへの声掛けが変わります。「お家の広さはどれくらいですか?」「この目標まで歩ければ、自宅のトイレまで1人で行けますね」といった、生活に直結した具体的な目標設定ができるようになるのです。

 これは、新富士病院グループが展開する、急性期から回復期、そして在宅へと繋ぐ包括的な医療・ケア体制と非常に親和性が高いモデルです。グループ内に多様な機能を持つからこそ、新卒者は迷うことなく「生活者としての患者」を多角的に捉える力を養うことができます。

3. 「異常」に気づく感性こそ、最強の武器

 新卒者が最も不安に思う「1人での判断」について、動画の中では心強いアドバイスが送られています。それは、「全てを完璧にこなすことではなく、何かが『おかしい』と気づける感性を持つこと」の大切さです。
 今の時代、ICTの活用により、現場から動画や写真で即座に先輩看護師や医師に相談できる体制が整っています。大切なのは「技術の熟練」よりも、「昨日と何かが違う」という違和感をキャッチする力。この力は、先入観のない新卒者だからこそ、素直に育めるものでもあります。

4. 成長を支える「チーム」と「環境」

 動画に登場する新人看護師は、当初「周りの同期と違う道を歩むこと」に不安を感じていました。しかし、今では「同期にはない視点を持っている」ということが自身の強みであると前向きに捉えています。
 新富士病院グループは、こうした「新しい挑戦」を支える風土を大切にしています。
メンタル面のサポート: 同期との交流や、先輩看護師による丁寧なフォローアップ。
プライベートの充実: 動画では、お父様が毎日お弁当を作って応援してくれる心温まるエピソードも語られました。仕事の疲れをリフレッシュできる環境(彼女の場合は銭湯や温泉巡り)を持つことも、長く看護を続ける秘訣です。

5. 訪問看護は、一度はまると抜け出せない「沼」

 訪問看護の魅力について、管理者は「はまると本当に沼。全然飽きない」と表現しています。日々、想像を超えるような人生のドラマに立ち会い、療養者一人ひとりと深く向き合う。その経験は、単なる仕事の枠を超え、看護師としてのアイデンティティを深く形成してくれます。

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