子育てとの両立は、周囲の支援があるから。 次のステージでは、後進の育成に尽力したい。

たま日吉台病院 T.S
2024年入職

経歴
2003年
高知医科大学付属病院 総合診療部
2005年
昭和大学横浜市立北部病院 呼吸器センター
2011年
鶴川サナトリウム病院 内科
2024年
たま日吉台病院
認定資格/所属
総合内科専門医・認定医  日本内科学会、日本アレルギー学会

転職理由を教えてください

3人の子供が成長し、全員が就学児となるタイミングで転職をしました。転職先を探すにあたり、勤務後、子供にとっての放課後の時間に早めに家にいられるよう通勤時間30分以内であること。夕方の通塾の送迎、お弁当の準備などもあり、勤務時間内に仕事を終えられるようワークライフバランスを重視しました。また、子供の体調不良時など急な欠勤等、ご迷惑をおかけする可能性があり、職場のご理解いただけるか、またそのサポート体制なども面接時に直接お聞きするようにしました。
また、自身のキャリアステップとして地域医療、訪問診療など今まであまり関ってこなかった分野を積極的に学んでいきたいと考えました。
いくつか候補がある中で、たま日吉台病院は勤務時間、休日、欠勤日のサポート体制などワークライフバランスが保てる働き方ができると感じました。色々な相談が出来ると思える先輩医師の存在があり、また大学病院等からの非常勤ドクターも多く、内科以外の専門の非常勤ドクターも多くいらっしゃるため、臨床について相談がしやすく学びになると考え、入職を決めました。

業務内容を教えてください

病棟管理と外来が主な業務で、血液検査、尿検査、レントゲン検査、CT検査など、必要な検査を職員に指示。検査結果や問診、診察の結果を総合的に判断し、適宜治療につなげていきます。患者さん、ご家族へのインフォームドコンセントや緊急入院、予定入院、転棟対応も行いますが、上司や同僚、看護師さんなどコメディカルからのサポート体制があり、安心して仕事に取り組めています。
外来は発熱外来がメインで、発熱・咳などコロナやインフルエンザ感染など感染症疑われる方の外来診察・検査・治療も担当。前職場では発熱外来などは行っていなかったため、地域医療に貢献できるようになったと感じています。

今後の目標を教えてください

子育てにかかる時間・労力がまだ大きいステージであるため、まずは常勤として仕事を継続していくことが目標。子育てに物理的時間を割く必要が少なくなるステージになれば、現在の専門分野をさらに深く追求し、学会活動に積極的に参加、産業医資格なども挑戦したいですし、訪問診療など新しい分野に挑戦し、多岐にわたる医療知識や技術を習得したいと考えています。
また、妊娠・出産・家事育児と仕事の両立を経験している女性医師として後輩女性医師に携わり、後進の育成に尽力したい。自分が沢山の先生方に支えらえ、何とか医師として働くことを続けられているため、自分も支えられるステージになれば貢献していきたいです。