想い

2026.02.02

小児科医として、そして地域の一員として

 私は平成元年に医学部を卒業し、大学病院や関連病院などで小児科医として勤務してきました。その間、小児救急医療や夜間の呼び出しなど、緊張感のある現場で医療の経験を積みました。眼の疾患で手術をうけたあとに体力的な限界を感じていたところ、当時在籍していた医局から、救急や当直業務の負担が少ない当院に派遣されました。数年後に大学病院を退職し、平成26年から当院で小児科外来を中心に仕事をさせていただいております。

 私は、当院で、子どもたちの診察、健診、予防接種を中心に、成人を対象とした帯状疱疹等の予防接種を担当しています。当院に勤務するようになってから、地域とのつながりの大切さを改めて実感するようになりました。

 令和7年から近隣の幼稚園や保育園の園医として、子どもたちの健康を見守るだけでなく、保護者や保育士の方々との交流にも力を入れています。医療は病院の中だけで完結するものではなく、地域の方々と連携してこそ、真に意味のあるものになると感じています。

 私には中学生のころから続けている趣味があります。それは楽器(主にアコースティックギター)の演奏です。その特技を生かし、入院中の患者さんや地域の方々に楽しんでもらうため、病院内でのイベントや交流会でギターの弾き語りをしています。音楽には人の心を癒す力があり、私自身も演奏する機会が与えられることに喜びを感じています。

 私たちの病院では、地域に根ざした医療を大切にしながら、医師一人ひとりが自分らしく働ける環境づくりを進めています。患者さんとの距離が近く、日々の診療の中でやりがいを感じられる職場です。当院は緑に囲まれた立地で、周辺の自然環境は抜群です。川崎市、横浜市と接している地域ですが、近くには里山もあり、身近な散策場所が多いことも魅力です。今後も気力の続く限り、微力ながら地域の医療に貢献していきたいと考えています。

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Profile

医療法人社団 三医会 鶴川記念病院 小児科

小野朋洋

平成元年医師国家資格取得後、聖マリアンナ医科大学病院に入職。
小児科医として聖マリアンナ医科大学病院や関連病院に勤務し、東横病院で医長に就任。
その後、当院へ勤務し現在は当院外来で小児科医として勤務する一方で、院内イベントではギター演奏者としても欠かせない人物である。